RoboDEX Inc
Design for Robotics Future
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さまざまな分野において小型無人航空機(以下「ドローン」)の活用が検討されています。
中でも産業インフラ点検や物流などの業界では、保安や利便性向上の観点から導入が期待されています。
一方で、安全な飛行のためにはドローンを安全に活用することが重要となります。
現在、多くのドローンにはリチウムイオン電池等のバッテリーが電源として使用されていますが、
バッテリーの容量は限定され、飛行時間の制約があります。そのため、より長時間の飛行が可能となる水素燃料電池を搭載した
ドローン(以下「FCドローン」)への需要・期待が大きくなっています。
ロボデックスでは、将来的なFCドローンの活用に向けて、主に産業インフラ点検や物流分野での活用を想定した
実証実験(単純な垂直・水平飛行)、安全性評価(機体の長時間・高高度飛行の課題抽出)を行っております。
現在、ドローンの動力はリチウムイオン電池が主流です。しかし、これは長くても30分程しか飛行できず、物流などで活用する場合、最低でも2時間くらいの連続飛行が必要です。そこで私たちロボデックスは2019年から水素を生かした燃料電池ドローンの開発に取り組んできました。
この新たな挑戦のために、多くの技術的・社会的課題の解決が必要です。現在、さまざまな国・地域・関連メーカーと連携を強化し、FCドローンの早期実装を目指しています。
メインコンセプトは"LONG FRIGHT TIME"。
ロボデックスでは次世代に向けて、先端技術のドローンの長時間飛行をご提案いたします。
TECHNOLOGY
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現在流通しているドローンの飛行時間は、20分くらいがほとんどで、長いものでも30分が限界です。
物流やインフラ点検などでの利用に期待が寄せられるドローンですが、長時間飛行できるかが課題となっています。
長時間飛行に耐えるためには性能のよい長持ちするバッテリーが必要ですが、飛行に影響する重量となるため、実用化までにはもう少し時間がかかりそうです。
当社では現在、次世代ドローンとして注目されている燃料電池(Fuel Cellハイブリッド型の実用化に向けて、国内外のドローン企業と協力して開発を進めています。
新たに開発に賛同いただける企業様も積極的に参加を募っています。2019 年内にIntelligent Energy 社の2.4Kw の燃料電池を搭載したハイブリッド式で、さらに積載量をアップした⼤型のドローンを発表します。
燃料電池は水素と酸素を反応させて発電します。このドローンは、空気中から取り込んだ酸素と高圧ガスボンベの中にある水素を燃料電池内で反応させることで電気をつくり、飛行いたします。
すでに実用化しているのが2ストロークの26ccガソリンで発電した電気で飛行を可能にしたガソリンエンジンによるハイブリッドドローンです。日本国内ではDJI社製M600Pをハイブリッド化しているのは弊社だけ。
多少のエンジン音はしますが、振動を抑えることに成功し、確実に2時間以上は飛行が可能です。数種類の高性能なDJI製カメラも装着可能です。
今後、さまざまなユニットを追加することで、手軽に長時間のドローンでの作業が可能となります。また、大型ガソリンエンジンドローンも制作しています。30-40kgの荷物を2時間空中輸送することが可能です。
会社概要
社名 | 株式会社ロボデックス RoboDEX Inc. | |||
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設立 | 2019年6月20日 | |||
資本金 | 2,985万円 | |||
代表 | 代表取締役社長 貝應大介 Daisuke Kaio | |||
所在地 | (横浜LAB)〒241-0802 神奈川県横浜市旭区上川井町2176ガーデンヒート上川井ビルB1 |
(福島LAB)〒975-0036 福島県南相馬市原町区萱浜字新赤沼83 福島ロボットテストフィールド研究棟 研究室15号室 |
(テスト飛行場)神奈川県茅ヶ崎市萩園 | |
主な事業 | ロボット、ドローン本体、ドローンとAI(人工知能)による 周辺機器及びドローン専用アプリケーション等の開発、販売 |
ロボット、ドローンによる探索レスキューシステム及び医薬品等の物資運搬システムの開発、販売 | ロボット、ドローンに関するパワーユニット(燃料電池等を含む)の開発、販売 | ロボット、ドローンの教育事業に関する運営 |
各種提携 | Interigent Enagy(英国)との水素燃料電池ユニット供給に関する提携 | |||
特許関連 | 2021年11月 「無人航空機制御装置、無人航空機制御方法、無人航空機制御プログラム及び無人航空機 」特許出願中 | |||
許認可 | 2021年10月 「一般高圧ガス保安規則の適用」(大臣特認)取得 | 2021年10月 「無人航空機の飛行に係る許可」(水素ドローン)取得 | ※日本国内初の許認可を取得 |